
株式会社ハート出版(本社:東京都豊島区池袋 代表取締役:日高裕明)は、日本占術協会が編纂した開運暦の年度版を刊行。東洋占星術・西洋占星術・開運吉方位・姓名判断・子平推命・手相・人相・風水・カバラ・タロット・コイン易占など、あらゆる面に精通した人気の執筆陣が総力をあげた暦です。占術家名鑑付きで相談にも便利。
太陽と月の動きに基づく天文学と、二十四節気など季節の流れと、十干十二支や易の思想に基づいた運命学が織りなす暦には、人生の節目だけでなく毎日の生活にも役立つ人間の知恵がいっぱい詰まっています。冠婚葬祭の日取りに役立てる人、宝くじに利用する人、占いで開運へ誘ってほしいと願う人など様々いて、使い方も十人十色、万人が使える便利帳といえます。
古代から江戸初期は中国由来の暦でしたが、江戸時代には日本人による暦が作られ現在でも根強い「六曜」が流行りました。明治から第二次世界大戦以前は政府だけが刊行していましたが、戦後は自由に作れるようになりました。本書は連続刊行48年目の若手の部類ですが、東洋占術と西洋占術が一緒になっている稀有な存在となっています。
本書は「暦」と「占い」に大きく分けられますが、暦は農業や暮らしの目安に欠かせず、占いは毎朝のテレビや雑誌コーナーの常連です。「星占い」だけで十分という若い人には東洋占術の奥深さを、「祐気取り」だけでいいという中高年には西洋占術の面白さも知ってもらえる、東西の占術が融合した日本人的な考えに適した構成といえます。
暦は見なくても神社仏閣にお参りされる方は多いと思いますが、つい引いてみたくなる「おみくじ」、本書にも大吉・吉・半吉・凶・末吉など100本のおみくじが、ページにランダムに載っているので、毎朝の「運試し」にパッとめくってみるのも楽しいでしょう。今や全国区となった「恵方巻き」も暦に関連した家族で楽しめるイベントです。
令和3年は、オリンピック延期に伴う「祝日移動」の特措法改正案が通常国会で成立せず、カレンダー業界は移動しない祝日で印刷したところが多数でした(法律は令和2年11月17日、臨時国会で成立)が、本書は7月末の段階で移動した祝日で印刷したそうで、会長が易で見立てたことによるとか。
ご自身の運勢だけでなく「気になる人」の運勢、日本の令和4年・2022年はどんな年になるのか、先読みしてみてはいかがでしょうか。
・著者プロフィール
一般社団法人 日本占術協会(いっぱんしゃだんほうじん にほんせんじゅつきょうかい)
1973年に発足した日本有数の占術家団体。洋の東西を問わず、さまざまな占術を修得したプロフェッショナルの占術家、全国500名余りが登録している。占術家の資質の向上、また運命学の正しい理解と普及のために活動している、非営利団体。
・書籍情報
書名:九星開運暦 令和4年・2022年
著者:日本占術協会
仕様:四六判・240ページ
ISBN:978-4-8024-0120-3
発売:2021.08.23
本体:1,320円(税別)
発行:ハート出版
書籍URL:http://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0120-3.html
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