占い師としての歴史が詰まったスペース/占星術家・いけだ笑み

占い師としての


歴史が詰まったスペース

サンクチュアリあの人の鑑定現場

ーーお客様の悩みを聞く鑑定現場は、占い師の職場であると同時に、聖域でもあります。占い師としての矜持や、その人らしさがあふれる特別な空間・サンクチュアリを紹介してもらいましょう。

今回は、占星術のプロとして20年以上のキャリアを持ち、大阪を拠点に講師活動や研究会主催、書籍・雑誌の執筆なども手がける、いけだ笑みさんが登場します。

サンクチュアリ

快適なデスクで
満月を背にしてお仕事

小さな部屋ですが、快適なデスクでお仕事しています。

椅子の後ろにある満月のタペストリーは、IKEAで発見。蟹座なのでいいかなと思って購入しました。Zoom配信のイベントなどでは、主催者さんがご用意くださった背景で統一感を出すことが多いので、満月は私が主催している研究会などでしか画面に入りません。

原稿執筆やZoom配信など、ほとんどのお仕事をこのデスクで対応しています。

メインで使用するのはノートパソコン。小曽根秋男さんの『新版 Stargazerで体験するパソコン占星学』(技術評論社)というソフトでホロスコープを出力しています。ほかにも、iPhoneでも使えるアプリの『Astro Gold』『Astrology: Horary Chart』などもよく使います。

古典技法など特殊な技法を使う場合は『Morinus』という占星術ソフトもおすすめです。

デスクトップはお絵描きのために使っています。タロットカードの絵柄を描くのが趣味で、日常で目にしたものをモチーフにすることが多いです。

サンクチュアリ

魂の友達でもある
お気に入りのタロット

普段は「ウェイト・スミス版」の小さいサイズを使っています。自分のことを占うときに活躍するのが、鏡リュウジさんが翻訳したリズ・グリーンの『神託のタロット』(原書房)です。

占いではどうにもならないほど本当に落ち込んでいるときにおすすめなのが、向井田みおさんの『バガヴァッドギータカード』(ヴィジョナリー・カンパニー)。向井田みおさんのテキストがすばらしく、私の魂を救ってくれるカードです。

サンクチュアリ

占星術の鑑定に欠かせない
3つの天文暦

占星術では、3つの天文暦を使って星を読みます。

ルネ・ヴァン・ダール研究所の『ぐるぐる天文暦』(星雲社)は、何年も先の惑星の運行を記載しているので、長期的なスパンについて占うときに使っています。

鑑定する際にメインで使うのは、『Stargazer占星暦』(アルマナック)。イングレスや、日食・月食、天体の円近地点、日面通過などのタイミング、アスペクトをチェックするのに重宝しています。

3つめは、芳垣宗久さんの『イレクショナル天文暦』。月が作るアスペクトが細かく載っています。

サンクチュアリ

手が届く場所にある本棚には
講座の資料や天文暦など

デスクからすぐに手を伸ばせる位置にある本棚には、講座の資料・配布物をファイリングしたものや天文暦、占い本などがまとまっています。

リビングには占星術関連の本。テーマごとにまとめて収納したいのですが、場所が限られていて、高さと幅でパズルのように収納せざるを得ないため、必要なときに見つからないことも多いです。

小説や娯楽本は、また別の部屋に収納しています。

ここからは、動画で紹介しきれなかった占い師としてのモチベーションをキープする場所やアイテム、私が占い師のために開設した「アネモイ研究所」についてお話します。

サンクチュアリ

モチベーションをアゲてくれる
気分転換方法やラッキーアイテム

気分転換の散歩では、蓮が群生する池のある公園へ行くことが多いです。

天王寺MIO駐車場裏の陸橋からみえる複数沿線を眺めるのも好きで、パンダ列車くろしおを見ることができた日はラッキーだと決めています(スマホの待ち受け画面もこれ)。

阪堺電車の路面電車のパンダをみた日もラッキーとし、東京出張のときは井の頭線のアジサイ電車(七色のやつ)をみたとき・乗ったときをラッキーとしています。占いの原点ここにありです。

サンクチュアリ

特別な縁を感じる
「7」と「11」の数字

自分は7月11日生まれだからなのか、「7」と「11」の数字に縁があり、人生の節目や、過渡期などに連続してこの数字に出会うことがあります。これも私にとって大事な体験となります。

サンクチュアリ

フラットな精神を保つための
アイテム

心がザワザワしたら編み物を! 目数を無心で数えていると、どんなに動揺しているときでも自分を取り戻すことができます。

これは、私がデザインして編んだミトンです。

サンクチュアリ

占いに携わる人が集う場所
「アネモイ研究所」を開設

大阪の大動脈・地下鉄御堂筋線の沿線に、占い師のためのフリースペース「アネモイ研究所」をかまえました。
10人ほどが入れるメインスペースには、キッチンも完備。アロマの講座やキャンドル制作の際に利用できます。

アネモイ研究所に置いてある石たち。ゴリゴリの原石がメインですが、タンブルやカポーション、ワンドなどひと通りそろえています。

こちらはオープン時の様子。遊びに来てくれた、暮れの酉さんと、友人のMさん、ホラリー研究会の取り仕切りをお任せしているayakoさんです。

ーーー

占いを始めてから20年以上。ここまで続けてこれたことに我ながら驚いています。占い師になるまでの自分は何ひとつ長続きしなかったので、きっとこの仕事が向いていたのでしょう。
私と同じように占いに携わる人、占いを学びたい人が自由に使える場として「アネモイ研究所」を開きました。こちらではワークショップやイベント、研究会などを開催していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

プロフィール

いけだ笑み(いけだえみ)

いけだ笑み(いけだえみ)

1998年に松村潔氏に師事。1999年ごろから占星術のプロとしての活動開始。講師活動、研究会主催、雑誌への執筆に携わる。主な著書に「基本の『き』目からウロコの西洋占星術入門 」(説話社)、「ホラリー占星術」(説話社)、「いますぐ深読みできる フレンドリー・タロット 」(太玄社)がある。

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