
お客様が占いに
集中できる環境づくり
サンクチュアリ あの人の鑑定現場
サンクチュアリあの人の鑑定現場
ーーお客様の悩みを聞く鑑定現場は、占い師の職場であると同時に、聖域でもあります。占い師としての矜持や、その人らしさがあふれる特別な空間・サンクチュアリを紹介してもらいましょう。
今回は、大阪を拠点に活動し、西洋占星術とタロットを使って「その人の個性を全肯定したうえで、自分らしく生きる」ための占いを提案する、ほしゆか(星を読むゆか)さんが登場します。
お客様が占いに
集中できる環境づくり
お客様が占いに
集中できる環境づくり

真っ白な鑑定現場に込めた
お客様への思い
真っ白な鑑定現場に込めた
お客様への思い

オンライン鑑定やセッションを行っているのは主に自宅のリビング。背景に余計なものを置かずに、お客様のパソコンのモニターには私と真っ白な壁紙だけが映るような配置です。
鑑定中に余計なものが目に入らないようにすることで、お客様が占いやお話にゆっくりと集中できる環境を作っています。
セッション前に
自分を整えるためのルーティン

個人セッション前は緊張してしまうこともあるので、それをときほぐすためのルーティンを行います。まずはヒーリングで、その場を整えることからスタート。次に、香りで自分を整えていきます。
愛用しているアロマは、チャクラに対応した香りなど9種類があり、その日の気分によって使い分け。
自分がいまどんな気分なのかはっきりしないときは、全種類のミニボトルを布袋に入れ、その中からおみくじのように直感でひいて香りをチョイスするのがお決まりです。
集中力アップのために
コーヒーは欠かせない


セッション前のルーティンでは、コーヒーも欠かせません。コーヒーを飲むとスッキリした気分になったり、集中力が増したりするような感覚があるんです。
いつも、お気に入りの「マリメッコ」のマグカップで飲んでいます。このマグカップは、引っ越し祝いでいただいたものと、その後買い足したものです。
鑑定時には長年愛用している
占星術ソフトと本をそばに

鑑定時には長年愛用している占星術ソフト「スターゲイザー」を使います。その他、書籍「ぐるぐる占星天文暦」(星雲社)や星の暦も活用。いずれも「これがないと落ち着かない」ほど、私にとって必需品です。
大小のタロットを
鑑定シーンで使い分け


ライダー版のタロットは、大きなサイズと小さなサイズを使い分け、タロットマットもサイズ別をそれぞれ用意。
もともと、小さなタロットは自分で使うために購入したのですが、パソコンなどでデスク上のスペースが限られるオンライン鑑定では、小さいほうが使い勝手が良いと感じました。
以来オンライン鑑定時は小サイズ、対面鑑定時はお客様に絵柄が見えやすい大サイズという形で使い分けています。
小さなタロットは
プライベートでも大活躍


小さなタロットは、アニマル柄のがま口ポーチに入れて普段から持ち歩いています。がま口ポーチの口金部分はレモンの形で、内側は花柄というキュートなデザインがお気に入りです。
小さめサイズなので、買い物先で気になった洋服を買うか買わないか迷ったときや、スーパーでどの食材を買うか迷ったときなどに、こっそりタロットをシャッフルしてひき、どうするか決める……という使い方をよくしています。
―――
私は西洋占星術とタロットを通じて、お客様の人生がひらけ、かろやかに生きるためのサポートをしたいと考えています。
私自身が占いに出会って「人間とは矛盾をはらんでいるもので、多面体であるもの」と気づき、「私ってめんどくさい。でもかわいいところもあるよね」と思えるようになった経験があります。誰もが良い意味で人の目を気にせず、自分やほかの人の“オリジナル”にOKを出せるような社会になったら素敵ですね。