事務局長・長谷川晃一さんが語る「占いギャザリング」の裏側

対面鑑定、電話やチャット占い、テレビの今日の運勢、スマホ越しに見る占いコンテンツ、占い記事や占術の本……。さまざまな形で届けられる占いの裏側では、多くの人が働いています。わたしたちの目に触れる占いはどのようなプロセスを経てつくられるのか、その過程での工夫や苦労はどういったものなのか。占いの裏方仕事をお伝えします。

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「占いギャザリング」の裏側

6月21日に開催されたオンラインイベント「占いギャザリング~占いの現在・過去・未来~」。
第一線で活躍する占術家だけでなく、精神科医、神主、テレビプロデューサー、ゲーム作家など、幅広いジャンルのプロフェッショナルが登壇し、占いの歴史や現代社会における役割、未来の姿についてトークセッションを繰り広げました。

URANAI gathering

「占いギャザリング」事務局長・占いプロデューサーの長谷川晃一さんに開催に至った経緯やその過程の苦労、そして占い業界への思いについて話をうかがいました。

「占いギャザリング」事務局長・占いプロデューサーの長谷川晃一さん

占いの仕事のひろがりを
知ってほしい

大盛況でしたね?

おかげさまでのべ350名の方に参加いただき、大変好評をいただいております。

今までにない切り口のイベントですが、企画したきっかけは?

昨年12月末にグレートコンジャンクションのイベントを開催したのですが、大盛況で。「年に2回ぐらい、こういったイベント開催できたらいいね」という話をしていたんです。

占いファン向けのイベント?

占いを愛する人が集まって同じ時間を共有するイベント、カジュアルにたくさんの人が集まって、いろいろな話をする場があったらいいねというのが今回の企画の始まりです。

12月と6月の年2回?

せっかくだから、魔女が集まると言われる夏至の日にやろうということになりました。

登壇者は占術家だけでなく、小説家、テレビプロデューサー、編集者など幅広いジャンルの人々。なぜこの人選に?

占いアカデミーの受講者の方々とお話しをする中で、ロールモデルが身近にいないため、鑑定以外の仕事のイメージを持ちづらいということに気づきました。

占いの仕事というと、対面鑑定や電話鑑定が思い浮かびますが、ほかにどんな仕事があるんですか?

雑誌やWEBでの占いライター、テレビ番組企画、書籍執筆や学校を開くなどさまざまあります。今回の登壇者も、占いがテーマの小説を書かれた方や、雑誌編集の仕事の傍ら占い師としても活動されている方もいれば、反対に現場での鑑定一筋という方もいらっしゃいます。

ひと口に占いの仕事と言っても多様ですね。

そうなんです。占いを学んだうえで自分はどうなりたいのか、どう活かせるのか、自身の活動を考える“きっかけ”になってくれればと思いました。

総勢28名、9時間というのもすごいですね。

とはいえ、かしこまって聞く堅いイメージではなく、ラジオを聞くように気軽に楽しんでもらいたくて「ギャザリング」、つまり「ライトな集まり」といったニュアンスを大切にしました。
祝日の昼間に流れているJ-WAVEホリデースペシャルのイメージですね。

自分の「好き」を信じた

豪華な登壇者ですが、出演を取り付けるには大変な苦労があったのではないでしょうか?

思いの外スムーズに決定しました。十数年にわたりお付き合いいただいている先生方が快く引き受けてくださったおかげです。本当に感謝しています。

異業種の方は?

異業種の方には「この先生とこの方なら、こういうテーマで面白い話ができるだろう」という提案をさせていただいたのですが、先生方の実績のおかげで引き受けていただけることができました。

どの回も盛り上がっていましたよね?

はい。モデレーターの方々の力量、登壇者の皆様の知識や話力のおかげで、どの回もすばらしい出来栄えでした。

すべて予想どおりですか?

いえ、当初は予想したほど申し込みが入らなかったんです。告知した日の申込数は一桁。先生方のお話は絶対面白くなるという自信はありましたが、夏至といえども平日ですし、告知できたのも1週間前、しかも9時間の長丁場と、不安材料だらけでした。

思い切った設定ですよね?

社内でも議論がありました。2日に分けるとか、休憩を挟むとか、1コマを長くして登壇者を減らすとか、いろんな意見が出ましたが、最終的には自分が見てみたいと思うものに賭けてみようと思いました。

ふたを開けてみれば大盛況でしたね

直前に申し込みが増えたことと、始まってからみなさんが感想をSNSに投稿してくださったことで、開催中もアーカイブ受講の申し込みが増えました。
タイムラインを眺めながら、自分の「好き」を信じてよかったなと思いましたね。

今、占いに携わる人間に
求められていることとは

テレビで占いが取り上げられるなど、占いに対するネガティブなイメージが薄れ、占い市場の雰囲気が変わりつつあるように感じるのですが、長谷川さんはどうお考えですか?

だからこそ僕たち占いビジネスに携わっている人間は、今後、占い業界が永続的に続くにはどうしたらいいのかを考えなければいけないと思います。占いを仕事にしている人たちが健康的に働き続けるためにも、3年後5年後のビジョンを描きながらやっていくことが重要だと考えています。

占い業界が健全に続いていくために未来のビジョンをみんなで描いていきたい――そんな思いが込められた「占いギャザリング」。今後もコンスタントに開催していく予定で、今年の冬至に向けて新たな企画を考えているとか。早くも期待が高まります。

2021-06-26

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「占いギャザリング~占いの過去・現在・未来~」

レジェンドたちの講演やケミストリーが楽しみなトークセッションを詰め込んだ怒涛の9時間! こちらをアーカイブで視聴することができます。

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mistuya
mistuya

当日視聴させていただきましたが、イベントの裏側のお話も興味深いですね。

トリコロール
トリコロール

ギャザリングも素晴らしかったし、いつも占いアカデミーも楽しませていただいています。

あおい
あおい

当日視聴しましたー!とても充実した時間を過ごせました。次回もあるといいなー楽しみにしています!

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