占いはこころに自由をとりもどすための魔法。科学では説明しきれないなにかです。よるべないこの世界でたしかなものを求めるこころが占いを生み、育んできました。アートであり、ファンタジー。生きるための知恵のひとつです。それは魅力的であり、ときに強い力をもつため、あつかい方をまちがえれば、こころから自由をうばう凶器と化してしまいます。
占いをすこやかにあつかうための知識と良質な情報を伝えることで、広く深く占いが愛される世界を守っていきたい。それがわたしたちの願いです。

占いをなりわいとする人の多くがひとりで活動し、著作や連載を持たない人の個人知はソーシャルメディアを通じて断片的に共有されるのが関の山。占い師を志したものの、壁にぶちあたり、悩みをかかえている人は少なくはありません。たくさんの人の経験や考えを共有することで集合知を形成することができれば、孤独から救われ、心すこやかに占いを提供できる人がふえるのではないかと考えます。